Mathematica Tips
ノートブックのスタイルの変更
自前のMathematicaノートは、デフォルトのスタイルはたくさん書いてあるとどうにも視認性が悪い(個人的には)。 しばらくの間は標準レポートと呼ばれるスタイル付きノートブック[1]を使っていたが、これまたOutputの背景がグレーなために、Plotで描いた図にグレーな枠取りが出てきます。 妙に細かいことが気になりだすと他の作業も手につかなくなるので、ノートブックのスタイルを少々いじることにした。 変更は比較的簡単で以下のような書き方で良さそう。SetOptions[
SelectedNotebook[],
StyleDefinitions ->
Notebook[{
Cell[StyleData[StyleDefinitions -> "Report/StandardReport.nb"]],
Cell[StyleData["Output"], FontColor -> Black, Background -> White]
}]
]
もしくは、Mathematica階層以下のディレクトリ(
Contents/SystemFiles/FrontEnd/StyleSheets/
)にスタイルシート ファイル(例えば、個人的に使っているスタイルシートはこちら)を置き、同じようにスタイルシートを呼び込めばいい。
SetOptions[
SelectedNotebook[],
StyleDefinitions ->
Notebook[{
Cell[StyleData[StyleDefinitions -> "myStyle/myStyle.nb"]]
}]
]
[1] 枠取りがあったり、InputとOutputの背景が異なっていたりで、比較的視認性の高いスタイル付きノートブックである(と思っている)。